癒やす門には福来たる

昔ながらの湯たんぽが見直されています。足先、ふともも、おしりなどを温めることで、血液が循環し、じんわりした温かさが全身に拡がります。深部体温も下げることができるので良い睡眠につながります。今、流行っているのはレンジで温めて何度も繰り返し使えるジェル状の湯たんぽ。エコで、なおかつ安全なところが注目されています。

適度に規則的で、かつ適度に不規則な揺らぎが混ざり合っている「1/f揺らぎ」は、自然界でも我々の周囲の環境の中にでも様々な場面で感じることができます。心に癒しを与えるといわれているこの1/f揺らぎを意識的に生活の中に取り入れることはセルフヒーリングにつながると考えられます。

科学的に証明されているわけでありませんが「ソルフェジオ周波数」というものが、人間の生体と関係があるのではと注目を集めています。「心地よい」「リラックスできる」とい感じる人がたくさんいたために広まったと考えられますが、その効果はいかがなものでしょうか。

今年も花粉症の季節が到来しました。あのムズムズした不快感を和らげるためには「ユーカリ」に効果があるとか。他のエッセンシャルオイルとブレンドし、自分にあった香りで不快感を軽減させることもできるそうです。

香りを楽しむアイテムとして電気も火も使わない安全なリードディヒューザー。香りのオイルにスティックを差し込むだけというお手軽さ。差し込むスティックの本数によって香りの強さの調節も。

まるで絡まった釣り糸のような新しい「エアファイバー」という素材で作られたマットレスがある。フィギュアスケートの浅田真央選手やテニスの錦織圭選手も愛用しているこのマットレス。東京オリンピックの選手村でもこのマットレスが使われるそうだ。

ウレタン素材のマットレズにも面で柔らかく包み込むタイプ、点で支えるタイプなど、硬さや形状にバリエーションがあります。普段、寝ているときの姿勢や体圧のバランスで、どれが自分にあっているのかは、実際に横になって寝てみないとわかりません。決して安い買い物ではないので、熟睡のための寝具選びは慎重に！！

好きな香りの天然エッセンシャルオイルを使えば、容易に芳香浴を楽しむことができるうえ、ブレンドすることで自分にあった新しい香りを作り出すこともできるもできるのです。まさに魔術師になったような気分です。エッセンシャルオイルは香りだけでなく殺菌・抗菌効果が認められているものも。実に様々な使用法があります。

アロマテラピーは香りを用いて病気や外傷の治療、病気の予防、心身の健康やリラクゼーション、ストレスの解消などを目的とする療法です。アロマテラピーでも使われている多くの種類のエッセンシャルオイル（精油）の中から、自分にあった香りを探し、生活に取り入れることによって、その日の気分をコントロールしたり、自分自身を癒したりすることができるのです。

入浴剤や芳香剤の香りとしてポピュラーな“ラベンダー”ですが、その効能、効果は驚くべきほど多く、心も身体も癒やすことのできる魅惑の香りです。緊張、不安、イライラから解放され「良い睡眠」を導くために、ラベンダーの香りはどう活かすことができるのでしょうか。