「 睡眠 」一覧

睡眠時には、急激に曲調が変化したり突発音のない、ゆったりとした音楽が気持ちをリラックスさせてくれるようです。ヒーリング・ミュージックを使用したり、音楽と光で睡眠時の空間を演出することで、より良い睡眠に導くことができそうです。

睡眠ホルモンとも呼ばれているメラトニンは、自然な眠りを誘発するものとしてい知られています。メラトニンは年齢を重ねるごとにその分泌量が減ってきますが、体内時計を常にリセットし、スムーズな分泌を促すことによって、質の高い睡眠が得られるのです。

幸せホルモンともいわれている脳内物質の一種セロトニンが不足すると疲労感、睡眠障害、緊張、気分の落ち込みなど、身体的にも精神的にも症状が現れます。規則正しい生活習慣を心がけることがセロトニンを活性化させる第一歩となり得ます。

昔ながらの湯たんぽが見直されています。足先、ふともも、おしりなどを温めることで、血液が循環し、じんわりした温かさが全身に拡がります。深部体温も下げることができるので良い睡眠につながります。今、流行っているのはレンジで温めて何度も繰り返し使えるジェル状の湯たんぽ。エコで、なおかつ安全なところが注目されています。

まるで絡まった釣り糸のような新しい「エアファイバー」という素材で作られたマットレスがある。フィギュアスケートの浅田真央選手やテニスの錦織圭選手も愛用しているこのマットレス。東京オリンピックの選手村でもこのマットレスが使われるそうだ。

ウレタン素材のマットレズにも面で柔らかく包み込むタイプ、点で支えるタイプなど、硬さや形状にバリエーションがあります。普段、寝ているときの姿勢や体圧のバランスで、どれが自分にあっているのかは、実際に横になって寝てみないとわかりません。決して安い買い物ではないので、熟睡のための寝具選びは慎重に！！

香りには様々な効果が認められています。リラックスさせたり、気分を高揚させたり、用途によって様々な種類を使い分けることができます。その中でも、リラックスさせる効果のある香りは、「良い睡眠」を導くためのアイテムのひとつとなり得ます。

「良い睡眠」を導くための食事の条件としてあげられるのは、「身体（胃腸）」に負担をかけないもの、血圧や体温を安定させるもの。そのひとつとして考えられるのが温かい「スープ」です。

寝る何時間前に食事をすれば「良い睡眠」につながるのでしょうか。実際のところ、寝る２，３時間前には食事を終わらせるのが良いそうですが、血糖コントロールとの関係もあります。血糖コントロールが上手くいかなくなると睡眠障害や早朝高血圧を引き起こすこともあります。

「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」。睡眠に入るための環境を整え、これら五感に働きかけ、心身ともにリラックスした状態を作り出すことが「良い睡眠」につながると考えられます。緊張した状態のままでは、不眠に陥る可能性があります。