簡単なエアープランツの育て方!!水やりは霧吹きでシュシュッとね!!

今日の一曲【故郷の乾いた大地】Music by HIRO

乾燥した大地でも生き延びられるよう進化した植物。空気中の水分や栄養分を、根からではなく、葉から吸収する不思議な力を持っています。見た目は愛らしさとワイルドさをあわせ持ちとても魅力的。それに加え、強い生命力にはただただ驚かされるばかり…。今日はそんな「エアープランツ」のお話です。

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この愛らしさに癒やされた

先日、デパートの「花」のイベントがあったので行ってみたんです。そこで、なんとも愛らしい植物に出会ってしまいました。風鈴のように吊るされていて、よく見たらクラゲのよう…。ユラユラして可愛いいんです。

クラゲの脚の部分…これがエアープランツです。土を必要とせず、空中の水分や窒素を吸収して育ちます。害虫がつくこともほとんどなく、育て方も簡単なので、部屋のインテリアとしても注目されているそうなのです。土を使わないので空中にぶら下げて育てられるというのは、私にとって大きな魅力でした。このユラユラ感、たまりません。

もともとエアープランツは北アメリカ南部から南アメリカが原産です。育つ環境は、雨の少ない砂漠や、日差しの少ない雲霧林といった過酷な環境で、岩石や樹木に張り付くようにして生息しているのです。種類は600以上もあるともいわれています。

エアープランツの特性と置き場所

「水をやらなくても育つ」「手間がかからない」などと、いわれることもありますが、エアープランツもれっきとした植物。ほったらかしにしておくと枯れてしまいます。ただ、育て方に関しては土を入れた鉢で、水やりや日当たりなどの管理を必要とする観葉植物に比べると、圧倒的に楽だといえます。

エアープランツを正しく簡単に育てるには、その特性を知っておくことです。エアープランツは非常に丈夫な植物です。0~38℃という高温から低温の気温にも耐えます。大敵なのは湿度。湿度の高い状態が続くと腐ってしまいます。日本では梅雨の時期の管理には、少々気をつけなければなりません。

置き場所に関しては、エアープランツは明るい場所を好みます。とはいえ、夏場の直射日光に当てると枯れてしまいます。室内に置く場合は窓辺の明るい場所に置くのが良さそうです。

水やりは簡単

エアープランツの水やりはとても簡単です。週に1,2回、霧吹きで葉が軽く湿るくらいシュシュっと水を与えるだけです。たっぷり与える必要はありません。シュシュっとするだけです。また、水やりを忘れてカサカサになってしまったときや、乾燥した季節には、月に1度、水を入れた容器に4~6時間ほどつけて、その後はまた乾かしてやるだけです。

水につけてやった後は、エアープランツを逆さまに吊るしてやると茎の間に入り込んだ水分も抜けるのだそうです。そうすると、腐ることもありません。乾燥させながら飾って楽しむという新しい感覚です。

壁にかけて楽しむ

私が購入したのは3株。たくさんの種類の中から、比較的、葉がしっかりしたタイプのものを選びました。中には細い葉が髪の毛のように絡まったようなタイプのものや、葉がカールしているタイプなどがありました。私は明るさのことを考慮して、この3株を窓の近くの壁にかけて育てます。窓を開けると風通しも良くなるので蒸れることもなさそうです。

私が思いついた「壁かけ方法」は、いたって簡単。材料はゼムクリップとテープと押しピンだけです。一株につき、ゼムクリップは3個使います。

まず、ゼムクリップを左から右の順番に開いていき、右端のように3つ同じ方向へ並べます。

次にテープで軽く3箇所止め、逆三角錐にします。このとき上部にクリップの開いている部分がくるようにして、壁に押しピンで止めます。

最後に、クリップの開いている部分を調整しながら拡げ、落ちないようにエアープランツを置きます。

おしゃれに飾ろうと思えば、ガラスの瓶に入れてみたり、貝殻とあわせてみたり、流木や板にワイヤーでくくりつけてみたり…と、いろいろできそうです。私は超お手軽に壁に飾ってみたのですが、壁が立体化して、まるで壁からエアープランツが生えているような感じです。たまらなく癒やされます。

水やりはエアープランツだけ外して、霧吹きします。乾いてきたらまたこのクリップのうえに置くだけです。季節にあわせて、明るい場所、風通しのいい場所へ、クリップごと移動するのも簡単です。鉢も土もいらない植物は、こういうところが利点ですね。

まとめ

  • エアープランツは土を使わずに育てられる。
  • エアープランツは明るくて風通しの良い場所を好む。
  • 水やりは週に1,2度軽く葉が湿る程度に霧吹きする。乾いてしまったときや、乾燥する季節は、月に1度4~6時間水につけて、その後、しっかり乾かしてやる。

エアープランツがこんなに簡単に部屋のインテリアになるとは思いませんでした。植物自体の重さだけなので、とても軽量。吊るしたり、壁に掛けたり、いろいろな育て方の可能性がありそうです。ふと目をやった壁から植物が生えてるなんて、なんだか面白いじゃないですか。

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