今日の一曲【朝の窓辺にディフェンバキア】Music by HIRO
机の上にディフェンバキアを1鉢置きました。園芸店でどれにしようか、あれこれ迷って買ってきた観葉植物です。別に動くわけでもないのに、気になって何度も目をやってしまいます。そのたびに、なんだか少しずつ癒やされてるような気分…。あなたも部屋で観葉植物を育ててみませんか?今日は「観葉植物の選び方」のお話です。
観葉植物を購入する前に
観葉植物も「生き物」です。一緒に生活していくことになりますので、購入する前に、観葉植物を置こうとしている空間と置くための条件を把握しておくことです。家の中といっても、玄関、台所、リビンク、書斎、お手洗い、浴室、それぞれ条件が異なります。
まず、一番考慮して置かなければならないことは「光」の環境です。観葉植物を置く部屋がどのくらいの明るさなのかは重要なポイントです。窓があるか、直射日光が当たるのか、レースのカーテン越しなのか、それとも全く日光は当たらず蛍光灯の光だけなのか、それによって置くべき観葉植物の種類も変わってきます。
それと観葉植物を置くスペースに関しても把握しておくべきです。観葉植物も成長しますので、ぐんぐん伸びるものもあれば、横に拡がっていくタイプのものもあります。成長しすぎて置き場所に困るということのないようにしたいものです。
観葉植物を選ぶときの失敗しない3つのポイント
いざ園芸店に行ってみると、観葉植物の種類の多さ、大きさや形のバリエーションの多さに驚きます。可愛らしいものから変わった形やワイルドな雰囲気のものまで、千差万別といった感じです。あれもこれもと、目移りしてしまいますが、置き場所の光の環境、スペースを念頭に置きながら、次の3つのポイントを押さえて、育てやすいものを選んでみましょう。
- 耐寒性があるかどうか
- 耐陰性があるかどうか
- 乾燥に強いかどうか
観葉植物の多くは、ジャングルなどの高温多湿の気候や熱帯地域とその周辺の亜熱帯地域が原産の植物です。四季のはっきりしている日本の気候では、気温の低くなる季節は管理が難しくなりますが、最近は比較的低温でも枯らすことなく育てることができる品種もあります。
前述したように、光との関係も重要です。直射日光が当たり葉が日焼けを起こしたり、日陰では枯れてしまうものもあります。室内で育てるということを前提とした場合、ある程度、耐陰性のあるものを選ぶと良さそうです。大きな鉢になると移動させるのも大変ですので、置き場所の光の条件を踏まえて選ぶことをオススメします。
また日本では寒い季節には、エアコンなどで部屋の中が乾燥します。観葉植物は葉から多くの水分を蒸散させますので、水切れを起こし枯れてしまう場合もあります。季節を問わず、乾燥にも強いものを選ぶのもポイントです。
私が今回選んだのはコレ!!
置き場所は書斎です。
- 窓際の机の上に置くこと
- エアコンの風が直接当たらないこと
- 移動させられる大きさの鉢であること
- すぐに乾燥しないようにある程度土の量があること
という条件で、今回、私が購入したのは、ディフェンバキアです。カミーラという小型株立性の品種です。葉の中央部にイエローグリーンの大きな斑が入っていて、なんともエキゾチックです。
ディフェンバキアは、日陰に強いのが特徴です。5度以下にならなければ、大丈夫ということでした。ジメジメした土壌は苦手な植物なので、乾燥気味に育て、土が乾いてから水をやれば良いそうです。育てるのは意外と簡単そうです。
早速、購入したものを机の上に置いてみました。置き場所のサイズを測っていったので、大きさもピッタリでした。実際、置いてみるだけで、ずいぶんと部屋の雰囲気が明るくなったような気がします。パソコン仕事の合間にちょっと目をやると、生き生きとした大きな葉の緑に、心が癒やされるようです。
まとめ
- 観葉植物を購入する前に、置き場所の光の環境、スペースを把握しておくと失敗が少ない。
- 耐寒性、耐陰性、乾燥に強いかどうかが品種を選ぶときのポイントになる。
- 水やりの頻度は置き場所の環境により適切に。
引越して来たばかりで、何もなく殺伐としていた仕事部屋が、たった1鉢のディフェンバキアのおかげで、ずいぶん明るくなったような気がします。置き場所を考慮して、ふさわしい品種を選べば、その植物から「癒し」という大きな恩恵を受けることができそうですよ。あなたの部屋にも1鉢どうですか?