今日の一曲【体内ポンプ】Misic by HIRO
一日中、椅子に座っているような日は、足が冷えてむくみます。運動不足もあるのでしょうが、むくんだふくらはぎはパンパンになります。血行が悪いんだろうなぁ。原因はなんなのでしょうか?今日はその「ふくらはぎ」のお話です。
私はどうやらパソコン病らしい…
楽器の練習したり、パソコンで曲を作ったりしていると、私は上半身がとても疲れます。特に目が疲れ、肩もこります。上半身を長時間使っているので、それは仕方ないことだと思っていますが、実はそれだけではなく、下半身が冷えてむくんできます。寒さが原因だと思っていたら、それだけではないようなのです。
上半身は特に寒いというわけではないのに、足が冷えるのが不思議でした。靴で足先を締め付けているから、血行が悪くなっていると思い込んでしました。もちろんそれも要因のひとつです。
私のように楽器の練習やパソコン作業を長時間続けていると、血液は上半身ばかりに集まります。特に、目、肩、首、頭に血が集まるため、下半身に血液が行かなくなり、ふくらはぎに滞り、むくんで冷えるのです。このような状態をパソコン病というのだそうです。長時間、デスクワークをしている人に多く見られる症状です。
足は第2の心臓。ふくらはぎはポンプの役割も!!
ふくらはぎは、身体中の血液を循環させるポンプの役割を担っています。そのふくらはぎの筋肉が弱ったり衰えたりすると、血液を上手く循環させることができなくなってしまうのです。
私のようにデスクワーク中心の生活をしていると、下半身をあまり動かすことがないので、そのためふくらはぎの筋力も弱まり、結果として血液が下半身の滞りむくんだり冷えたりするのです。さらに弱まってしまうと、全身への血液の循環が悪くなり、下半身だけでなく様々な部分に支障がでてきます。
私は、足がむくんできた…と感じたときは、膝の屈伸とともにふくらはぎを伸ばすようにしています。また、つま先立ちをしたりもします。これだけでも多少、血行がよくなったような気がしますが、効果的なのはマッサージをすることのようです。本格的なマッサージを受ける前に、まず自分でできることはないかと思い、マッサージグッズを買いに行きました。
まずはグッズを使って簡単マッサージ
私は、ツボ押しのような痛いのは苦手です。ゆるい感じのものから試してみようと思い、まず見つけたのがこれミツワ株式会社「モンデリング」というものです。太い輪ゴム状の器具に螺旋状の凸起が施されています。特許を取得されているものです。
この輪ゴムのような器具はエラストマー樹脂という、とても柔らかい素材から作られています。これをふくらはぎに装着し、コロコロと足首の方へ、また膝の方へ。コロコロまわして上下させるだけなので、非常に簡単にマッサージすることが出来ます。サイズも3種類ありました。
お風呂の中とかでも使えるようです。確かに、気持ちいいのですが、私にはちょっと物足りませんでした。お手軽さとしては一番いいものでした。
私が購入しようと思ったのは、ELECOM「エクリア コロル」。これもまた、ふくらはぎに当てて上下させるだけのものですが、指圧ローラー(コロコロ部分)が振動するんです。コロコロしなくても、ふくらはぎに当ててるだけで気持ちいいのです。
軽い割に、振動はしっかりしていて、コロコロ動かさなくても、重点的に硬いところをマッサージしてくれます。デスクワークの合間に、ちょっと癒やすのには良さそうです。
まとめ
- 長時間のデスクワークにより上半身だけに血液が循環し、下半身では血液の循環が滞るために冷えやむくみを引き起こす「パソコン病」になる可能性がある。
- ふくらはぎの筋力が弱まり、血液を上手く身体中に循環させることができなくなると、様々な部分に支障をきたすことになる。
- デスクワークの合間にお手軽グッズを使うことでふくらはぎの血行を良くすることは、ひとつの手段として有効である。
デスクワークに集中しすぎて、気がついたときには足が冷えてむくんでいる…といったことのないように、時々は椅子から立ち上がってつま先立ちをしたり、屈伸をしたり、またはお手軽グッズを使って、ふくらはぎの血行を良くしてやることには効果がありそうです。簡単なところから始めてみましょう。