今日の一曲【香りの妖精】Music by HIRO
新しいアイテムを使って部屋の香りの変えてみました。香りの妖精がいい香りで私を包み始めました。今、ルームフレグランスのアイテムのひとつとして、リードディヒューザーが注目を集めています。火も電気も使わないこの香りアイテム。ご存知でしたか?今日はこの「リードディヒューザー」のお話です。
木の枝や造花を突っ込んで?!?!
香りの液体の入った瓶に木の棒や造花を突っ込んで、それが水分を吸い上げ、香りの成分を気化させています。これが今、ルームフレグランスとして大人気のリードディフューザーです。
植物が導管(茎の断面に空いた無数の穴)を使って水分を吸い上げる性質を利用し、香りのオイルを吸い上げ蒸発させ、空間に拡散させるという仕組みです。木の棒の先に造花が取り付けられていて、そこから香りを拡散させるものもあります。
どんな香りがあるの?
最近ではたくさんのメーカーが、新製品を続々発売しているようです。電気や火を使わずに香りを部屋に拡散させるので、安全で気軽に楽しめます。
家具屋や雑貨を主に扱っているフランフラン Francfranc のフレグランス売り場に行ってみました。まず、驚くのはその種類の多さ。エッセンシャルオイルのように単体の香りを自分自身でブレンドするのではなく、それぞれのシーンにあわせてすでにブレンドしてあるオイルが入った瓶と数本のスティックがパーケージされています。
フローラル系、フルーツ系、グリーン系、柑橘系など、それぞれ何種類も揃えられているので、選ぶのは楽しみでもあると同時に、迷うところでもあります。
フランフラン Francfrancでは、あれこれと香りを試しているうちに、どれがどれだかわからなくなってきますが、それをリセットするためにさりげなくコーヒー豆がカップに入れて置かれていて「これでリセットして下さい」と書かれていました。なんという、配慮。このお店が、いかに香りにこだわっているかというのが、こういうところからも感じられます。
スタッフの方もとても親切で、いろいろアドバイスしてくれます。今、流行りの香りに加え、季節限定の香り(この日は「さくら」の香りもありました。いい香りだったなぁ…)もあるので、試してみる価値ありです。ひとつのパッケージで2000~3000円くらいでした。2,3ヶ月はもつのだそうです。
使い方は簡単だけど…
使い方は実に簡単で、パッケージを開けて付属のスティックをオイルの入った瓶に差し込み、好きな場所へ置くだけです。これで香りが空間へ広がるわけですが、いくつか注意点があるそうです。
はじめのうちは、乾燥したスティックがどんどんオイルを吸い込んでいくので、香りがきつくなりがちなのだそう。1週間くらいたつとオイルを吸い上げる力が落ちついてくるので、香りの拡散も弱まり、柔らかな感じになるとのこと。
パッケージには何本かスティックが同封されているのですが、全て使わず残しておくのがポイント。物足りないくらいの香りにしておいて、香りがある程度落ちついてから部屋のサイズや好みに合わせて、残しておいたスティックも使って加減しながら調節するのがいいのだそうです。
あとひとつ気をつけなければならないこと、それは瓶ごと倒したりしないようにすることです。倒すと中のオイルが流れ出し、強い香りが一気に拡がるだけでなく、オイルのあとがベタつき、掃除が大変らしいです。私は普段ものを動かすことのない窓際の棚に置きました。これで安心。
まとめ
- リードディヒューザーは電気も火も使わず、「香り」を楽しむための安全なアイテムである。
- オイルに差し込むスティックの数で香りの強さの調節ができる。
- 使い始めはスティックの本数を少なめにしておいて、徐々に加減して香りの強さを調節するとよいバランスになる。
ルームフレグランスと上手く付き合っていくには、たとえ好きな香りであっても、ほんのり香るくらいにしておくほうが良さそうですね。それには、簡単にスティックの本数で調節できるリードディヒューザーはとても便利なアイテムといえそうです。