アスリートにも人気の新素材マットレス?東京オリンピックの選手村ではこれが使われる!!

今日の一曲【夢の中へ】Music by HIRO

浅田真央選手や錦織圭選手も愛用しているマットレス。私も試してみたい…と思い、寝具店へ。マットレスといえばウレタンだと思っていましたが、今、新しい不思議な素材が使われているです。絡まった釣り糸のような素材。寝心地はどうなのでしょう?今日は新素材のエアファイバーを使った「マットレス」のお話です。

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この素材は何?釣り糸?はるさめ?

高反発、低反発…身体にフィットしたものを私も探していますが、マットレスといえば、ウレタンだと思っていた時代はとっくに過ぎでしまったようです。フィギュアスケートの浅田真央選手が遠征のたびに携帯しているマットレス、あれはなんなのか、寝具店で見てきました。

エアウィーヴ airweave というものですが、衝撃的でした。ウレタンではないんです。マットレスの中身はまるで、「絡んだ釣り糸」というか「はるさめ」「しらたき」「棒寒天」のようなもの。これが新素材のエアファイバー airfiber というものだそうです。

この上に寝ても大丈夫なのか…と思いながら、試させてもらいました。ウレタンのマットレスとは全く違う感触にびっくりしました。確かに、とてもいいんです。身体が沈み込まないし、弾力が常に押し返してくるので、寝返りがとても楽なんです。自分の身体がかなり軽くなったような感じでした。

結構いいお値段するので、自分にあわなかったからといって、次のマットレスにすぐに買い替え…とは、いかないので、購入に至るには、どうしても慎重になってしまいます。ただ、何年にもわたり、熟睡を提供してくれるものであるなら、決して高い買い物ではないような気もします。ちなみに私が試させてもらったものは150,000円ほど。

エアファイバーの特徴

復元性が高いというのが一番の特徴のようですが、これは身体の重さを押し返す力が高いために睡眠中の寝返りが楽になるということのようです。確かに横になってみると、グッと持ち上げられているような感じです。沈み込んでいる感じはほとんどありませんでした。

頭や肩や腰など圧力がかかるところが痛いのでは…と思いましたが、それも全く感じませんでした。上手い具合に体圧が分散されているのでしょう。不思議な寝心地です。また、前述したように、釣り糸が絡まったような形状をしているので、とても通気性がよい。マットレスパッドの中のエアファイバーは90%以上が空気なのだそうです。

夏は蒸れることはまずなさそうです。反対に冬は寒いのでは…と思いましたが、空気が温かさを保つのだそうです。

これがエアファイバー。エアウィーヴHPより

少し気になったのは耐久性の問題。エアファイバーはどのくらいの期間もつのか…ということ。訪ねてみると、7年くらいは余裕でもつそうです。エアファイバーのマットレスには上下左右がないので、裏返したり左右逆にしたりしながら使うと、ヘタリも少なく、長期間使えるということでした。

また、エアファイバーは、そのままジャブジャブ水洗いできるそうです。衛生的にも優れているようです。

深部体温と睡眠の関係

なかなか寝付けないひとつの原因として「深部体温が下がっていないこと」があげられます。深部体温とは身体の中心部の体温のこと。人間は睡眠時に深部体温が下がることで、よりスムーズに睡眠に入れるということでした。通気性の悪い寝具では身体に熱がこもったままなので深部体温が下がりにくいのだそうです。

東京オリンピック選手村での公式マットレス

テニスの錦織圭選手、卓球の石川佳純選手をはじめアスリートの方たちに人気のあるだけでなく、歌舞伎役者の坂東玉三郎さんも愛用されているようです。JAL国際線のファーストクラス、ビジネスクラスの就寝用マットレスにも採用され、石川県和倉温泉「加賀屋」をはじめとする旅館やホテルにも次々と導入されているそうです。

そして、来るべき東京オリンピックでは選手村のベットにこのエアウィーヴが公式マットレスとして採用されるのだそうです。ラインナップも、分厚いタイプからクルクル巻いて持ち運びに便利なポータブルタイプ、枕やクッションまで、エアファイバーを使った製品が揃っています。

まとめ

  • 睡眠時の寝返りが楽になるエアファイバーという新素材が開発されている。
  • エアファイバーは夏は蒸れにくく、冬は温かい。
  • 深部体温を下げることがスムーズで質の良い睡眠につながる。

この寝具を試してみて、是非、自分でも使ってみたいと思いました。日本を代表するアスリートも愛用しているということで信頼性は高いと思いますが、やはり自分自身で何日間か使ってみないと、本当のところはわからない感じがしています。

しかし、日本のメーカーが「良い睡眠」を追求し、エアファーバーというこんなにユニーク発想の新素材を開発したというのは、同じ日本人として誇らしく思えます。東京オリンピックの選手村でも採用されるこのマットレス。あなたも試してみたくなりませんか?

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